きりくちぶろぐ

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取締役1年目で学んだ5つのこと

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僕らのエーゼロ株式会社は、今年第2期を終え、売上3.6億円となりました。

2018年は今よりももっともっと「地域には可能性がある」ことを実践しながら実証していきたいと考えています。

 

そんな中僕は必ずしも誰しもが「成長」を目指さなきゃいけないとは思っていないんですが、 エーゼロの取締役になって

 

「おお、これも知りたい!」

 

「これとこれも関連するのか!」

 

みたいな気付きや学びがめちゃくちゃ多くて、振り返ってみたら取締役になる前の自分よりも今のほうが世界を楽しめてました。

これを「成長」というのだったら、成長っていいもんですねw

 

そんな中でも「これは大きかったなー」という学びがいくつかあったのでこの機会に残しておきたいと思います。

これを来年見て「おま、この程度のことしか学んでなかったの?」みたいに思えるとより良いなというのもありつつね。

 

ではご興味ある方は是非ともどうぞ。 

 

 

1 会社は人

会社は人です。

いやはや人でした。

どんな製品でも、どんなサービスでも、それを作ったり届けているのはすべて会社の人です。

「会社」と考えたときに、ともすれば一個人から完全に切り離された何らかの存在があってそれが自由自在に動いているような感覚を持っていたんですが、それも実は全て人です。人×人があっただけ。

もちろん法人格を有する以上、法的には1つの人格もあるんですが、それも人と人の間にあるものの集合体にすぎないと思います。

 

会社 = 人1×人2×人3×・・・・・・人n

 

だから、会社がよくなるために一番いい投資先は人。もしくは、人と人の間。

すべての人のパフォーマンスが10%でも向上したら

 

会社 =1.1^n(人1×人2・・・・人n)

 

となって、仮に100人の会社(n=100)なら、会社の力は

 

1万3780倍

 

にもなる。

これにさらに、人と人の間の質が高まりシナジーが生まれ始めると、測れない桁になっていく。

 

こんなの当たり前なのかもしれないし、僕自身も頭では理解していたんだと思うんですが、この1年ではっきりと腑に落ちました。

そしてこれは当然反対にも働くので、ネガティブが波及することで会社ってやつはどこまでも下がっていく。

 

「みんなが生き生き働いてくれたらいい」

 

っていうのは個々人のことが好きだからってのも当然あるけど、会社にとってもそれが一番いいってことを学びました。

 

 


2 時間は有限

僕は今まで、すべての点を獲りに行ってたんだと思います。

拾えるものは拾っておけと。

これは1プレイヤーとして、目の前にやることが明確にある状態だと良かったと思うし特段後悔もしていないんですが、実はこれ精度の高い意思決定は出来てなかったんだなーと。

 

やったほうがいいことなんてそれこそ無限にあって、細かいところだと「メールは返さないより返した方がいい」し、「丁寧なコミュニケーションがとれるならとったほうがいい」んですよ。

だけど、時間は有限です。

自分1人の時間の中で掛けられる時間を掛けるのは好きにすればいいけど、会社全体で多くの人が関わる何かの意思決定をする際にはそうはいかない。

 

AもBもCもDもやったら事業のためにプラス

 

だけど、AとBとCをやったらDが出来ない。AとBとCをやればすぐにでも●●が手に入る。けど、それを捨ててでもDをやる意味がある。だからDをやろう。

 

こういう意思決定が必要になります。

今までの意思決定は、「良いもの」と「悪いもの」があって、良いものを選んでただけでした。

今は、「良いもの」と「それよりも良いもの」があって、前者を捨てるという意思決定が求められています。

経営者の方が「意思決定は49:51」だといってのはこういうことかーと学びました。

 

 

3 スピードより運動量

エーゼロはベンチャーなんでスピード感が求められます。

だけど、実は大事なのはスピードより運動量ではないかと感じています。

 

道筋がすでにはっきりあるものであれば、ただただそこに進むための最適解を探し出して突っ走ればいいんだと思います。

だけど、もし正解がまだどこにもないことだったら?

 

僕はその場合、足掻くことが何より大切ではないかと思っています。

そのためには、スピードではなく、運動量。色んな所にぶつかって、それでも動きを止めない個、チーム、組織。ぶつかって反射し、また他のところでもぶつかってぶつかってぶつかって、、、それを繰り返すうちにもうその中だけだと耐えられないくらいのエネルギーが溜まって、今まで不可能だと考えられていたことを実現できるのではないでしょうか?

なんとなく今のエーゼロはその兆しが見えています。

 

格好良くいうと「PDCAのスピードを上げて、不可能に挑戦する」とかなのかもしれませんが、もっともっと泥臭く動き続けるってのがしっくり来てる今日このごろです。

エーゼロって地面の一番表面の部分だしね!

 

 

4 解決できない問題もある

僕はもともと仕事上のあらゆる問題はしっかり考えさえすれば解決できると思っていました。

 

だけどそうじゃないですね。

今までそう思えていたのは、僕が所属していたところが、解決できない問題が生じないような文化をしっかり作ってくれていたんだと思います。

 

どう考えてもこれが最適解で、それは自分だけじゃなく相手もそうな(はずな)のにそれを選ばない。意味がわからない。みたいなことを沢山たくさん体験し、

 

あ、なるほど、「問題」と捉える限りこれはどうにもならないんだ

 

と学びました。

 

 

 

それを小難しく考えたのがこちらなので、ご興味ある方はどうぞ。

解ける問題、消える問題

 

 

 

5 好き嫌い 

もともと僕は好き嫌いがほとんどなかったんですが、最近少しずつ出てきました。

どうしても納得いかない仕事のスタンス、居心地のいい状態、エネルギーが減る関係性、創りたい世界の話などなど、

 

「あー僕にも好みってやつがあったんだ」

 

と新鮮な驚きがありました。

これは別に嫌いだからその考えや行動を排斥するってことではなくて、自分がそのやり方を自信を持って選ばないってことができたりするようになりました。

 

これ何がいいかって、好き嫌いを人格で見ないんですよね。

どんだけ嫌いな考え方ややり方をされても、別にそれをする人のことが嫌いじゃなくなるというすごくいい効用がありました。だって別だもんね、俺が嫌いなところとその人自身は。

 

これあんまり役員になったことと関係ないかもしれないですが、色んなコトやヒトに向き合う機会があったからこそ学んだことだなって思います。

 

 

 

おわりに

エーゼロという会社で2017年最も機会をもらい、挑戦させてもらっているのは間違いなく僕だと思います。

異論は当然認める。

 

そんな立場にいさせてくれた株主の方やメンバーのみんなにはただただ感謝ですね。

2018年は、自分の学びをちゃんと成果として形に残し、一緒に頑張ってる仲間や共感してくださってる方々と笑い合えるような忘年会が開催できたら最高です。

 

そんなところで、おあとがよろしいようで。

 

 

 

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