きりくちぶろぐ

好きなきりくち(切り口)から、漫画、映画、本、思想、事柄を語ったり、やってみたり

スタバがなくなる日。それが、地域人口減少の本当の意味だと思う。

Starbucks

 

 

このあいだスタバに行きました。

 

1時間45分かけて。

 


いや、たしかに東京ではよく行ってたよ?

でもそれは割りと悩まなくても一定水準のカフェ&wifiがあるからというだけで、どうしても季節限定のフラペチーノが飲みたいということではなくてですね・・。

 

 

ただ、地元(岡山県津山市)にないと言われると、ちょっと行きたくなるじゃないですか?

 

そこで(繰り返しになりますが)1時間45分かけてスタバに行ってきました。

(まじで遠かった・・・)

 

まあ久々のスタバは落ち着くなー、くらいなんですが、ちょっとそこでナヤミストの僕はスタバから発展して色んな思考に明け暮れてみました。

 

 


1 規模の経済 -スタバはどこにあるのか?

場所的な意味じゃなくて、どういうところに?的な意味で。

結構単純で、

 

人が多いところ≒売上が立ちやすいところ

 

にあります。
当たり前です。

資本主義のこの世の中における営利企業のあるべき姿です。


我が地元(人口10万人)にはスタバは来る価値が無いと判断しているわけです。ましてや、人口1万人を切るような村なんて、スタバは絶対来ません。(もちろん例外はありますが)

 

今の世の中で、最適化していくとこうなります。

 

より売上が上がるところに集中する

 

そりゃそうだと。

 


2 密度の経済 -スタバがないとはどういうことか?

では、スタバに選んでもらえない地域はどうすればいいのでしょうか?

 

まー自分たちで創るしかないですよね、おしゃれカフェを。

 

ここで難しいのは、同じ論理(≒資本主義)でやっちゃうと、その地域を選ばないんですよね。都会に出てカフェ経営しようぜってなる。だってそっちのほうが儲かるもん。

 

 

じゃあどうしましょうか?

 

1つは、資本主義ではないロジックでビジネスをすればいい。

Next Commons Labさんとかは、そういう考えなのだと思う。(多分

nextcommonslab.jp

 

うん、おもしろい。

僕はあんまり直接知らないけど、そういう世界が作れるなら、それはそれで覗いてみたい気もする。

 

 

 

もう1つは、資本主義的に考えて、優位性があればいい。

これが、今いろんな地域で起こっているような「地域版シリコンバレー」だったり、「地域版イノベーションスクール」だったりと、特定の地域でビジネスをすることが都会などでするより優位だという状況を作り出す。

meti-journal.jp※これがきれいにまとめてくれてる。


ローカルベンチャー型経済圏とでもいうのかな。

こういうエコシステムが作り出せたら、資本主義の世界でも同じように人は集まるし、スタバ(的なもの)が人口が少ないところにもできていく。これを規模の経済と対比して密度の経済と言ってみる。


※と、このへんまで考えてうちの代表の昔の記事とか見てるとこの辺のこと言っているというね。やっと代表の10年前の感覚になったとみるのか、無意識のうちにパクってたとみるのか、と。

 


3 人口減少の意味 -スタバという比喩

賢いみなさまはお気づきだと思いますが、スタバは比喩であり、人口の減少によって消えていくのは病院だったり、学校だったり、本屋だったり、ゲーセンだったり、ラーメン屋だったりと、今当たり前にある街の機能なんだと思います。

 

もちろん行政の話にもなるので、完全にパラレルに考えることは出来なんですが、

 

人が多いところ≒多くの機能を設置

 

はもう間違いないんじゃないですかね。

人口が減れば、行政としては、何を残して、何を捨てるかを選んでいくことになる。

 

これは仕方ないよね。文句言ってもしゃーない。

 

 

では、人口の減少によって無くなる機能をただ寂しく見ていくことしか出来ないのか?

 

というとそうじゃない気がしています。

 

その一つの答えが、上記のローカルベンチャー。

ベンチャーって聞くとなんかIT系を無意識に想像してしまうんですが、べつにそれだけじゃない。

村でスナックを開こうとするのも、ラーメン屋を開業するのも、商店街を作ろうとうするのも、福祉センターつくるのも、全部ベンチャー。

 

と、考えると、ローカルベンチャーは、人口の減少によって地域が捨てなければならなかった機能を代替してくれるものといえるんではないだろうか。

 

 

この人口規模では、スタバは無理だし、進学塾もないし、病院も遠くに1つだけ。

そういう状態を、カフェを開くことが夢だった人、教育への携わり方をずっと探していた人、いまの医局のやり方に疑問を持っている人、そんな人達が自らをベンチャーと称して、地域で起業する。それによって、街が失った機能を取り戻す。

 

その人達の想いが実現しやすい地域であれば、そんな世界がありえるんじゃないだろうか。

そういう世界ってなんかいいよね。

 

そんな世界が作りたいなと思いました。

おあとがよろしいようで。

 

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