きりくちぶろぐ

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震災の街"石巻"はなぜ変わったか?

 

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メンバー | ローカルベンチャー推進協議会

 

 

今、石巻に来ている。
少し昔風に言うと「石巻なう」である。

 


1 なぜ石巻にいるのか?

あまり外に出ない僕がなぜ朝5時に家を出てまで、宮城県の石巻市にいるかというと、、、、、、

 

(硬いので読み飛ばし推奨)


ローカルベンチャー推進協議会の一員である西粟倉村として広域連携に参加している各自治体・各企業と意見を交換しつつ、各地域の在り方を模索するために、です。

 

ローカルベンチャー推進協議会とは、

ローカルベンチャー推進協議会は、2016年9月、地域の新たな経済を生み出すローカルベンチャーの輩出・育成を目指し、西粟倉村とNPO法人ETIC.の呼びかけに賛同した8つの自治体により、内閣府の地方創生推進交付金に「広域連携によるローカルベンチャー推進事業」として申請し、採択されたのをきっかけに発足しました。自治体が拠出金を負担し、事務局をNPO法人ETIC.に委託して運営しています。
自治体同士や民間団体が連携し、全国からローカルベンチャーの担い手を呼込み、事業成長を支援し、5年間で総額50.4億円のローカルベンチャーによる売上規模、114件の起業家創出、269人の起業型・経営型人材の地域へのマッチングを目指して活動を開始しました。
2017年5月には、新たに2自治体が参画し、5年間で55.7億円のローカルベンチャーによる売上規模、164件の起業家創出、344人の起業型・経営型人材の地域へのマッチングを目指して活動しています。

ローカルベンチャー推進協議会について | ローカルベンチャー推進協議会

ですね。 

 

 

 

 

(ここから戻ってくれると)
これだけじゃよくわかんないですよね。


まー要するに、自分の地域について本気で考えている地域を集めて、みんなで情報交換をしつつ頑張っていこうぜ、という協議会の集まりです。

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メンバー | ローカルベンチャー推進協議会

 

 

こういう協議会があって、そこに本気の人が集まっているというだけで

「日本の未来に絶望しなくていいなー」

と感じているのですが、その中でも今回は石巻に注目で。

 

 

 

2 石巻ってどんなとこ?

一番わかりやすい説明は、東日本大震災の最大被災地です。

死者    3,181人

行方不明  420人

全壊家屋  20,040棟

地盤沈下  120cm

浸水面積  73k㎡

最大避難者 50,758人

未曾有の危機に直面した地域。

望む望まないにかかわらず、東日本大震災でその名が注目されました。

 


と、いうのは地震を軸にした話。

 

もともとの石巻は、言い方はあれですが、いわゆる普通の地方中堅都市です。

感覚的には僕の地元岡山県津山市に結構近い。宮城県の東部にあり、県内では第二の人口(15万人程度)を擁する市。

魚が美味しいとか、紙パルプがすごいとか、地元の人が誇れることはたくさんあって、でもそれはいい意味でどこの街にもあることでもあります。

 

そんな石巻は、今では

 

#Reborn-Art Festival

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Reborn-Art Festival

 

「アート」×「音楽」×「食」でつくる、東北の新しいお祭り。

51日間連続で開催され、色んなタイミングで、色んな人が訪れている。ちょっと街を歩くとReborn−Art Festival参加者にぶつかる。中の人は本気だ。

 

 

Damborghini

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Damborghini official site 

 

ダンボールで作った、ダンボルギーニ。ランボルギーニとの共演も果たした。

今野梱包さんは、自分を極めて、技術を極めて、本気で楽しみながら街のためになることやっている。まじでかっこいい。

 

 

イトナブ

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イトナブ

 

震災後10年の2021年までに石巻から1000人のIT技術者を育成することを目的とした団体。&スペースのこと。小中高生が普通に入ってきて、そこでプログラミング等を学ぶ。営む。

普通に楽しそうだった。

 

 

 

(ほかにもいろいろあるけど)

こんな感じのことが起こっています。

街全体がプラスの空気をまとっている。

 

 


3 なぜ変わったのか?

 

それらの変化はなぜ起こったのだろうか?

 

地震があったから

 

これは一面では間違いなく正解だと思います。
自分の予想していない大災害で、ご家族をなくされ、自分のお店を壊され、好きな場所が汚される。これによって、強制的に「今」に注目させられ、どうあるべきか、どうしなければならないかを危機感を持って感じた。

 

ゆでガエルの寓話というのがある。

カエルを冷水に入れ、緩やかに温度を上げていくと水温の上昇を知覚できずに死亡する
※実際は疑似科学らしいですが。

 

人は地域の衰退だったり、人口減少のような一見知覚できないような変化だと、致命的でも受け入れてしまう。だけど、今回の震災のような衝撃があれば、そこから変わることができるのかもしれない。

 

ただ、このような多くの不幸を生じさせる災害でなければ地域は変わっていけないとすると悲しすぎないかな。

もっと幸せな変化のきっかけがあってもいいのではなかろうか?

 

たしかに石巻は、地震があったから大きく変わった。だけど、地震がなくても石巻は変わっていってたんじゃないだろうか。

 

僕は、石巻で活動をしている魅力的な人たちをみると、そう思わずにはいられませんでした。

 

では、変わる変わらないの違いは何なの?

 

と聞かれると、まだあんまりわかりません。(ごめんなさい)

だけど、リセット・リスタートの機会の提供、自分自身について考え仮説検証し続ける環境の整備、そんな一人ひとりが本気で自分に、地域に取り組めるきっかけをつくることが、ポジティブに変化を起こす方法なんじゃないかなーと思っています。

 

とすると、らしく生きることを進めていけば、ポジティブな変化を起こしていけるのかもしれません。

「らしく」生きることがなぜいいのかを、論理的に考えてみたので聞いてほしい

 

このあたりは詳しい人どうかご教授をば。

 


とりあえず、そんな仮説を持って、ちょっと実行しながら検証していけたらいいなーと思ってます。

 

 

 

あくまで個人の見解ということで。

おあとがよろしいようで。

 

 

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