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きりくちぶろぐ

好きなきりくち(切り口)から、漫画、映画、本、思想、事柄を語ったり、やってみたり

現代のトレジャーハント”蜂追い” 〜生理的な恐怖を乗り越えた先にあるものとは〜

考え 行動
まず、この写真を見てくれ

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これ体の奥から「うわっ…」ってなんね?
多分、生理的に気持ち悪いんだと思う。
ヘタしたらDNA的に危険を感じて、避けるように促されているのかもしれない。
 
ここで通常であれば、避ける
 
そう。それが「正解」だ。
そして事なきを得る。ちゃんちゃん。だ。
 
ただ、世の中には頭のおかしい人がいて、こいつを追いかける。
そしてその先にある、蜂の子を取得するのだ。
 
そしてその方法は、一見原始的である。
つまり、
 
①オオスズメバチを見つける
 
 ↓
 
②オオスズメバチにリボンを付ける
 
 ↓
 
③山の中を追いかける(直線距離数km)
 
 ↓
 
④見失う&待機
 
 ↓
 
⑤再発見、再追跡 ※④⑤を繰り返す
 
 ↓
 
⑥オオスズメバチの巣を発見、捕獲
 
である。
写真でみるとこんな感じだ。

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原始的、原始的なんだけど洗練されている。
僕が指にリボンを付けられた際、その挙動の自然さに見惚れるくらい、洗練されている。
 
僕からするとリスクしかないように感じるこの「蜂追い」をなぜやるのか聞いてみると、一瞬「こいつあほなの?」という顔をしたあと
 
「現代のトレジャーハントだからですよ」
 
との答えが帰ってきた。
 
「え?」(いみふ)
「…」
 
「てか前提としてリスクだと思わないの?」
「なんでリスクだと思うんですか?」
 
「えーっと、ヘタしたら死ぬかもしれないじゃないですか。そんな中で追い求めるのって怖くないですか?」
「んーそうですね。でも世の中には死ぬようなことたくさんありますよ。」
 
「んーたしかに。」
「死ぬかもしれないって思って放っとくと、それはずっと死ぬかもしれないこととして残ってるじゃないですか。」
 
「うんうん」
「けど、そこから1歩踏み込んで、その「死ぬかもしれないこと」を知る。そうするとどういう状況になったら死ぬかがよく分かる。」
 
「ふむ。」
「そうすると、漠然とした死の恐怖から、具体的な死の恐怖に変わり、そうしてはじめて「死」に対策がとれるようになるんですよ。」
 
「なるほど。」
「そういう経験を経たあとに、蜂をみると愛おしくてたまんなくなるんですよね///」
 
「おお。」
「蜂を追いかける。それ以上に楽しいことはこの世の中にはない。そう思えるようになりました。」
 
と、のことだ。
この方は「野人」というアダ名で呼ばれていたが、話している内容は理知的で、僕の憧れる哲学者と同じ境地に達しているように感じた。
この人は極めている。
 
いわゆる あっち側の人 だ。
 
 
今後この魅力を伝える活動もしていくらしく、具体的には人数限定で一緒にスズメバチを追いかける体験を提供する。
ちょっと、いや、かなりやってみたいw
 
東京でもスズメバチの蜂追いが可能だということで、夏前くらいにやって来ようとおもう。
 
 
生理的な恐怖を飼いならして手に入る何か
 
 
それを手に入れるために蜂追いを体験する。
これもぜいたくだ。
 
いやーしかし、世の中にはおもしろい人がいっぱいいるね。
もっと楽しも。
 
ではではー。
あ、一緒にやりたい人募集中ですw

 
 
 
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