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きりくちぶろぐ

好きなきりくち(切り口)から、漫画、映画、本、思想、事柄を語ったり、やってみたり

辻村深月の大ファンが、彼女のオススメ10作品について熱く語る 〜読む順番を決して間違えてはならない〜

辻村深月は天才だと思う。残念ながらね。
 
彼女は、彼女の中にある一つの世界を、いろんな切り口から僕たちに魅せてくれる。
とある作品の主人公が他の作品でのキーパーソンになっていたり、小さい小さい設定が別作品のメインテーマとなっていたりと、僕らを驚かせる。
 
感覚としては、
「仲良くしていた田舎の幼なじみに、大人になって偶然街なかで会った時の気持ち」
に近い。
 
 
(こんなとこにいるはずないし…)
 
(でも、もしかして…?)
 
「あっ!」(やっぱりだ!)
 
「お、ひさしぶり!!なんでこんなところに!!」
 
「まじ、懐かしい!え、なになに今何してるの?」
 
「え、そうなの!!あーーまじでここで会えて良かった!超嬉しい!」
 
 
 
みたいな感じになるw
この気持ちを想像できたら是非読んでもらいたい。
後悔は一切ないと思う。
 
そして上記の気持ちを味わうためには、順番を間違えてはいけない。
これは絶対だ。
 
大事だからもう一回言う。
 
「辻村深月を読む順番を絶対に間違えるな」
 
 
もし間違えたら、感動の絶対量が減ってしまう。
確実に悔やむことになるよ?
 
なので、やまだが僭越ながら読む順番について解説しようと思う。
 
 
 

1 スロウハイツの神様

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)

 

 

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

 

現代版トキワ荘

いまだとシェアハウスと呼ばれる形態で、1人の天才及び各才能を持った人間が集まって繰りなす物語。
 
中身については語らないが、少なくても3人は好きなキャラクターができます。
 
 
まじでみんな魅力的で、
「こいつらの未来、みてみてー!」
ってなる。
 
最後の最後伏線回収がまじで素敵だし、僕はこの作品を読んでシェアハウスに住もうと思ったくらい影響力があった作品。 

 

これを偶然にも最初に読めて、心の底から満足している。
引きの強い過去の俺をほめてあげたい。
 
 
 
 

2 V.T.R

V.T.R. (講談社文庫)

V.T.R. (講談社文庫)

 

スロウハイツの神様で間違いなくこーちゃんのファンになっているので、そのこーちゃんのデビュー作を次に読むのがいいと思う。

 

しかもわがままを言うのであれば、スロウハイツ上下巻の間(上→V.T.R→下)に読めるとなお良い。

短いのでざっと目を通すだけでいい。
スロウハイツの神様の下巻を楽しむために読むという位置付けでもいい。
(V.T.R自体もおもしろいけどねっ!)
 
 
 

3 凍りのくじら 

凍りのくじら (講談社文庫)

凍りのくじら (講談社文庫)

 

「この作品を一番最初に読めば?」

 
との声もある。
そしてそれは一定わかる。わかるよー、うん。
けど、どうしてもこの作品の独特の暗さは、「辻村深月」への参入障壁になっていると感じている。
 
ただ、最後まで読むとものすごくいい作品。幸福度も高くなる。
 
ちなみに
「ドラえもん読みなおしたい。。」
となる。
だって、ちゃんとみたことないでしょ?
生活の隣にずっとあったからこそ。
今読むとものすごく響くよ。
ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)

 

 

 
 
 

4 子どもたちは夜と遊ぶ

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫)

 

 

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫)

 

犯罪と恋愛のお話。

 
暗い、しかも、上巻そこまで響かない可能性がある。
がーだ、下巻の加速やばし。
 
 
一方でどうしてもこの作品が肌に合わない方は飛ばしてもいいかもしれない。
それはそれで一つの選択。
ここならダメージは小さいかも。
 
 
 
 

5 ぼくのメジャースプーン

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)

 

少年の、少年による、少女のためのお話。

幼き純粋な決意がただ美しい。
 
そして、かなりコアとなる作品。
多くは語らない。読んでみて。
 
 
 

6 名前探しの放課後

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

名前探しの放課後(上) (講談社文庫)

 

 

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

名前探しの放課後(下) (講談社文庫)

 

きっかけはタイムリープを打ち明けるところから始まる。

 
今僕は上記一文を書きながら鳥肌が立ちまくっている。
 
読んだあとに、同じ感想を持ってもらえたら嬉しい。
そしたら、友だちになろうw
 
 
 
 

7 冷たい校舎の時は止まる

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

 

 

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)

 

校舎に閉じ込められた8人の高校生の物語。

 
デビュー作
才能がいたるところに散りばめられている。
是非、登場人物を自分の友人知人に置き換えて見てほしい。
そういう意味では、「桐島、部活やめるってよ」とかに近いかもしれない。 
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

 

 

桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ

 

 

そして、こちらの作品は漫画もいい。
というか漫画がさらにいい、といってもいいかも。
辻村深月×新川直司とかよだれしかでない。
冷たい校舎の時は止まる(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

冷たい校舎の時は止まる(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

 

 

 

余談だが、新川先生は四月は君の嘘だけじゃない。

前2巻の感動を味わって。
四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

新装版 さよならフットボール(1) (月刊少年マガジンコミックス)

新装版 さよならフットボール(1) (月刊少年マガジンコミックス)

 

 

100選でも紹介しているので、よければどぞ。
・29位「さよならフットボール」
・ 9位「四月は君の嘘」
 

8 ロードムービー 

ロードムービー (講談社文庫)

ロードムービー (講談社文庫)

 

冷たい校舎の未来・過去の短編集だと思ってもらっていい。

 
前作で好きになったキャラクターがいるなら、是非読んで欲しい。
 
 
 

9 光の待つ場所

光待つ場所へ (講談社文庫)

光待つ場所へ (講談社文庫)

 

今まで紹介した作品の、未来の作品と位置付けていいと思う。

このあたり説明が少ないのは、ネタバレが怖いから。
ごめんよ。
 
 

10 ハケンアニメ!

ハケンアニメ!

ハケンアニメ!

 

覇権アニメのお話

ただただ楽しんで読めばいい!めっちゃおもろいしw
 
そして、アニメとか監督とかいったら、ねぇ?
そりゃでてくるでしょ。みんなわかってたでしょ?w
 
 
 
 
 
 
 
◇相関図+その他
ちなみに上記をまとめたものがこれになります。
けど絶対見ないでくださいね。
絶対ですよ?いや、ノリ的なあれじゃなくて。
俺あなたの幸せ減らしたくないですし。
10まで見終わったあとに、これ見てにやにやしましょーw
 
 
その他も微妙な関係性を保ちながら作品が続いてます。
が、上記の順番だけ守って貰えれば、あとは食い入るように残りの作品をどうぞ!
 
刺さる「辻村作品」はきっとある。
 
あとは、個人的に「白深月」といわれる作品を幾つか簡単に紹介して、筆を置こうと思う。やっぱ、誤読感プラスがいいなって心のあんまり強くない僕は思うわけで。
 
 
 
 
 
 
 

◇家族シアター 

家族シアター

家族シアター

 

まさに家族のお話

いろんな家族があるのが大前提で、それでいんじゃない?
というね。
 
 
 

◇島はぼくらと 

島はぼくらと

島はぼくらと

 

故郷、その意味について考えさせられる作品。

 
白深月の真骨頂かもしれない。
 
 
 

◇ツナグ 

ツナグ (新潮文庫)

ツナグ (新潮文庫)

 

あの人に伝えたかった言葉はなんですか?

死者に対して一度だけ会うことができる、そう言われたあなたは頼みますか?
そんな作品
 
映画にもなったから知っている人も多いかも

 

ツナグ(本編1枚+特典ディスクDVD1枚)

ツナグ(本編1枚+特典ディスクDVD1枚)

 

 

 
 
 
 

◇ネオカル日和

ネオカル日和 (講談社文庫)

ネオカル日和 (講談社文庫)

 

エッセイもいい!

これを読んで僕は劇団四季「オペラ座の怪人」に興味が出ました。
 
 
 
 
 

おわりに

 
「あなたは読むと幸せになる小説をいくつ知っていますか?」
 
続きが読みたくて読みたくて、夜更かしして、それでも読みきれなくて学校に行って、急いで帰る帰り道
 
こんな幸せな経験もうあんまりできないかもしれない。
 
でも僕にとって、辻村深月先生の作品はそういった作品でした。
あなたにとってもそうであるとものすごく嬉しい。
 
それでは、おあとがよろしいようで。  
 
 
<目次>